「IT業界に転職したいけれど、未経験でも大丈夫?」
「プログラミングを勉強してから転職活動を始めるべき?」
「そもそも、どのIT職種を選べばいいのかわからない……」
未経験からIT業界への転職を考え始めると、こうした疑問が出てきます。
結論からいうと、未経験からIT業界を目指すこと自体は可能です。
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」でも、IT業界には未経験から挑戦しやすい仕事があり、特定の資格がなくてもIT業界で働き始めることは可能と説明されています。
ただし、「IT業界ならどこでもいい」と求人に応募するのはおすすめできません。
IT業界には、開発、インフラ、運用・保守、ヘルプデスク、IT営業などさまざまな仕事があり、必要な知識やその後のキャリアも異なるからです。
この記事では、未経験からIT業界への転職を考えている20代に向けて、
- 未経験でもIT業界へ転職できるのか
- 最初に知っておきたいIT職種
- 転職前にどこまで勉強すればいいのか
- 未経験求人を見るときのポイント
- 転職活動の具体的な進め方
- 転職エージェントを使うべき人
まで順番に解説します。
「ITに興味はあるけれど、何から始めればいいかわからない」という方は、まず自分が目指す方向を整理するところから始めてみてください。
未経験からIT業界への転職はできる?
未経験からIT業界への転職は可能ですが、「未経験歓迎=準備が一切いらない」という意味ではありません。
IT業界は変化が速く、働き始めてからも継続して知識を学ぶことが求められます。
そのため企業側から見ると、現時点の技術だけでなく、
- IT業界について調べているか
- なぜIT業界へ行きたいのか
- 基礎的なPC操作ができるか
- 自分から勉強を続けられるか
- コミュニケーションを取りながら仕事を進められるか
といった部分も判断材料になります。
実際、厚生労働省系の調査資料でも、未経験者を検討する際に「学習意欲」「IT適性」「PC操作」などを見る企業があることが示されています。
つまり、未経験だからといって諦める必要はありません。
一方で、「入社してから全部教えてもらえばいい」という姿勢ではなく、転職前から最低限の業界理解を進めておくことが重要です。
IT業界=プログラマーではない
IT業界への転職で最初につまずきやすいのが、
「IT業界に入りたいけれど、どんな仕事があるのかわからない」
という問題です。
IT業界には、プログラマー以外にもさまざまな職種があります。
厚生労働省のjob tagでも、IT関連職種は「企画・プロジェクト管理」「営業」「設計・構築」「運用・保守」などに分類されています。
未経験から転職する場合も、いきなり職種を一つに決めるのではなく、まず仕事内容の違いを理解しましょう。
開発系エンジニア
Webサービスや業務システム、アプリなどを開発する仕事です。
プログラミングに興味があり、
「自分でサービスやシステムを作れるようになりたい」
という人は候補になります。
ただし、開発職ではプログラミング言語やデータベースなどの知識を求められる求人もあります。
未経験求人であっても、「入社後にどこまで研修してもらえるのか」「最初にどの業務を担当するのか」は確認したいところです。
インフラエンジニア
サーバー、ネットワーク、クラウドなど、ITサービスを動かすための基盤を扱います。
例えば、サーバーの設定やネットワーク構築、クラウド環境の設計などです。
近年では、物理的なサーバーだけではなく、クラウド上でシステムを構築する仕事もあります。
「サービスを作る」ことよりも、
- システムを支える仕組みに興味がある
- ネットワークやクラウドを学びたい
- 技術を積み上げていきたい
という人は調べてみる価値があります。
運用・保守
稼働しているシステムを安定して動かすための仕事です。
システムの監視やバックアップ、障害対応などを担当します。
未経験求人も見つかりますが、「運用・保守」と一括りにせず、具体的な仕事内容を確認することが大切です。
ITヘルプデスク・サポート
パソコンや社内システムに関する問い合わせ対応などを行います。
前職で、
- 接客
- 営業
- コールセンター
- 事務
などを経験している場合は、コミュニケーション能力を生かせる可能性があります。
「IT未経験だから前職の経験が全部無駄になる」と考える必要はありません。
IT営業
ITサービスやシステムなどを企業へ提案する仕事です。
営業経験がある人であれば、これまで培ってきたヒアリング力や提案力を生かしながら、IT業界へ入る選択肢もあります。
大切なのは、IT業界へ入ること自体を目的にするのではなく、その先でどんな仕事をしたいのかを考えることです。
未経験からIT業界へ行くなら最初にやること5つ
ここからは、実際の進め方を見ていきましょう。
1.IT業界へ行きたい理由を書き出す
最初に、
「なぜIT業界なのか?」
を整理します。
例えば、
「専門的なスキルを身につけたい」
「将来的にエンジニアとしてキャリアアップしたい」
「ITサービスに関わる仕事がしたい」
などです。
ここが曖昧なままだと、求人を選ぶ基準も曖昧になります。
「なんとなく将来性がありそうだから」だけで終わらせず、IT業界で何を実現したいのかまで考えてみましょう。
2.興味のある職種を2〜3個に絞る
最初から「絶対Webエンジニア」と決める必要はありません。
まずは、
- 開発
- インフラ
- 運用・保守
- ヘルプデスク
- IT営業
などを調べて、興味のある職種を2〜3個に絞ります。
そのうえで、
「仕事内容」
「必要な知識」
「入社後のキャリア」
「未経験求人の条件」
を比較しましょう。
厚生労働省のjob tagでは職業ごとの仕事内容や必要な知識などを確認できるため、職種研究にも利用できます。
3.基礎学習を始める
職種の方向性が見えたら、基礎学習を始めます。
例えば開発系なら、プログラミングの基礎。
インフラ系なら、ネットワーク、サーバー、クラウドなどの基礎です。
ここで大切なのは、「勉強が終わってから転職活動を始めよう」と考えすぎないこと。
IT分野は学ぶ範囲が広いため、「全部理解してから応募する」という状態を目指すと、いつまでも転職活動を始められない可能性があります。
基礎を学びながら求人情報を確認し、自分に不足しているものを把握していく方法もあります。
4.今までの経験から生かせるスキルを整理する
未経験転職では、
「IT経験がない=アピールできるものがない」
と思いがちです。
しかし、これまでの仕事で身につけたスキルをIT職でも生かせる場合があります。
例えば営業経験なら、
- ヒアリング
- 顧客とのコミュニケーション
- 課題整理
- 提案
- 数値管理
など。
接客業なら、
- 相手に合わせた説明
- トラブル対応
- チーム連携
などがあります。
職務経歴書では、単に前職の仕事内容を書くのではなく、「その経験をIT業界でどう生かせるか」まで言語化することがポイントです。
5.求人を見る
ある程度方向性が見えたら、実際の求人を確認します。
ここで初めて、
「自分が考えていたIT転職と、実際の求人にズレがないか」
をチェックできます。
未経験向けIT求人で確認したい7つのポイント
「未経験歓迎」と書かれているだけで応募先を決めるのは避けましょう。
最低限、次の7項目を確認しておきたいところです。
- 入社後に担当する仕事内容
- 研修内容と研修期間
- 配属先
- 使用する技術
- 評価制度
- 将来的なキャリアパス
- 給与・休日・勤務地などの労働条件
特に確認したいのが、入社後の仕事内容と、その後のキャリアです。
例えば「ITエンジニア募集」と書かれていても、企業によって最初に担当する仕事は異なります。
「入社後は何を担当するのか」
「1〜3年後にどんな業務へ進めるのか」
まで確認しましょう。
求人票だけで判断できない場合は、面接や転職エージェント経由で確認する方法もあります。
資格は取ってから転職したほうがいい?
「資格を取らないとIT業界へ転職できないのでは?」
と心配する人もいます。
職種によって違いはありますが、IT業界で働き始めるために特定の資格が必須とは限りません。
一方で、資格の勉強によって基礎知識を体系的に学べることはあります。
大切なのは、
「資格取得そのものをゴールにしないこと」です。
資格を取るなら、
「希望する職種で役立つか」
「勉強した内容を説明できるか」
という視点を持ちましょう。
IT未経験の転職でありがちな失敗
「未経験歓迎」だけで会社を選ぶ
未経験歓迎は応募条件の一つにすぎません。
仕事内容、研修、配属先、キャリアパスまで確認しましょう。
年収だけで求人を比較する
もちろん給与は重要です。
ただし未経験転職では、
「どんな経験を積めるのか」
も今後のキャリアに影響します。
給与だけではなく、仕事内容や身につくスキルも一緒に比較しましょう。
プログラミングだけ勉強する
IT業界の仕事はプログラミングだけではありません。
まず職種を理解してから、その職種に必要な勉強へ進むほうが効率的です。
会社を辞めてから考え始める
必ずしも退職してから転職活動をする必要はありません。
収入が途切れることに不安がある場合は、現在の仕事を続けながら、
「職種研究→基礎学習→求人確認→応募」
と進める方法もあります。
独学だけで進めるか、転職支援を使うか
ここまで整理できれば、自分で求人を探して応募することもできます。
一方、
「どの職種が自分に合うかわからない」
「求人票を見ても良い会社なのかわからない」
「未経験なので職務経歴書の書き方がわからない」
「面接でIT業界への志望理由をうまく説明できない」
という人は、IT業界に詳しい転職支援サービスへ相談する方法もあります。
特に未経験転職では、応募数を増やすことより、自分が目指すキャリアと求人の仕事内容を合わせることが重要です。
【PR】20代で未経験からIT業界を目指すなら「ユニゾンキャリア」も選択肢
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「IT業界へ行きたいけれど、職種選びから迷っている」
「未経験でも応募できる求人を自分だけで判断するのが不安」
という20代の方は、IT・Web業界に特化した転職エージェントユニゾンキャリアへ相談する方法もあります。
ユニゾンキャリアでは、IT/Web業界に詳しいキャリアアドバイザーによる転職支援を行っており、公式サイトでは未経験者の支援にも対応していると案内されています。
サポート内容には、
- 転職相談
- IT業界・職種の説明
- 求人紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策
- キャリアについての相談
などがあります。
特に、未経験の場合は「どの求人に応募するか」以前に、自分が開発・インフラ・運用などのどこを目指すのかを整理することが大切です。
そのため、
「とりあえず求人へ応募する」
のではなく、
「自分の場合、未経験からどんなITキャリアを目指せるのか?」
を相談するところから利用するのも一つの方法です。
ユニゾンキャリアを検討しやすい人
- 20代でIT業界への転職を考えている
- IT・Web業界は未経験
- エンジニア職に興味がある
- 自分に合うIT職種がまだわからない
- 書類選考や面接対策もサポートしてほしい
- 一人で求人を選ぶのが

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